【’13.5/9 投薬を始めてから４クール目まで現出した副作用】

・眼が痛くなる（目ヤニ、目が開かなくなる）

・まつ毛が抜ける（まつ毛の効用を知る）

・二日酔いの感じ（ムカムカする感じ）

・鼻血（毛細血管から染み出る感じの鼻血）

・体が黒くなる（指先、肘、脚首から先、脇、胴回り）

・顔色（皮膚の色）が悪くなる。つやがなく、黒っぽくなってくる。

・指で押しても皮膚が戻ってこない

・イボが小さくなってきた！

・口の中がしびれる、味がしなくなる

・舌が紫色、白色に

・排尿痛（泣きながらするオシッコ）

・血尿（女の子になっちゃった）

・にじみ出る血（ケガも何もしないのに血が滲み出てきた）

　パンツにシートを貼る侘しさと悲しさとおかしさ

・貧血（たちくらみ）

・酒が飲めなくなる（飲む気がしなくなる）

・食欲がなくなる意味

　食べる気がしないは、まだ甘く、わがままの世界。

　食べるという欲そのものが失われる。

・皮膚が乾いてくる。ミイラのような感じ。

・体のだるさ（程度が自分でもわからないところがある）

【投薬をしてみて】

・抗がん剤は、副作用との戦いだ。

・症状がまれに出て来るのが「副作用」ではなかったのか

・私は一体、誰と戦っているのだろうか、何と戦っているのだろうか。

・人間のやる気は一体どこから生まれるのか

　① 健康な状態、食欲がある状態であること。

② 心配事がない状態であること

③ 目標があること（目標を持てる元氣があること）

③ 目標に向かう意思と持続力があること

ここまでは（2013.08.05）に記述

(2013.07.11) (8.17記)

・今日から酒を控える。

・飲みたいよりも、苦みやムカつきが酒欲をなくさせてしまう。

(2013.07.12) (8.17記)

・お酒はやめたが、夕食のネタがいつも酒肴ばかりなので、ノンアルコールビールを購入し、料理は変えずに試してみる。まあまあだ。

(2013.07.15) (8/17記)

・最近、高速道路のＰＡ、ＳＡでソフトクリームを食べる機会が増えた。

・胸のムカつきがひどく、これがソフトクリームで結構落ち着かせてくれる。

・今まで、おなかが冷えるからと、殆んど食べて来なかった。

・夜、どうしてもご飯を食べる気になれず、向かいのラーメン屋でざるラーメンを食べる。

(2013.07.16) (8/17記)

・食欲がないと夕食の準備（買い出し、料理）をする気にならない。

・今の住まいは、近くに食べ物屋が沢山あるので助かる。

・単身赴任で治療しながら副作用と戦うのは、精神的に力が要る。

(2013.07.21) (8.17記)

・排尿痛と血尿がだんだんひどくなってきた。

・排尿痛が怖くて水分を控えると、熱中症に罹ってしまうので、頑張って水分は摂ることにする。

・血尿は、最初は、パンツにシミがついて分かったのだが、だんだん濃くなり、最後には排尿時、最初に赤い小便が出てびっくり。排尿痛と一緒なので更に落ち込む。

・泣きながらおしっこするのは初めてだ！

(2013.07.23) (8.17記)

・排尿痛、血尿に加え、皮膚からの出血がある。

鼻の中に血がにじんでくると共に、皮膚が傷もないのに皮がむけた時のように血が滲んでくる。

・下着が汚れるので、勇気を出して女性が使うシートを買ってきて貼り付ける。なんしか、女の子になっちゃったみたい！　悲しく侘しく切ないけど笑っちゃった。

(2013.07.29) (8.17記)

・大雨の中、社内コンペに出る。

・体調的には一番悪い時でもあり、完走を目標に出た。

・下痢がひどい時だったが、コース途中何とか一回だけのトイレで済ますことが出来た。

(2013.07.30)

・食欲が落ち込んできて、食べたいものがだんだんと減ってくる。

・熱いもの、辛いものがあかんくなると、バリエーションは限られてくる。

・ここを乗り切らないといけない。

・ウナギはいけた！

(2013.08.01) (8/5記)

・４クール目が終わり、５回目の投薬を受けに労災病院へ出向く。

・４クール目で、かなりの副作用が現出。日常生活に耐えられる限界に近づいてきた。

・血液検査の結果、血小板と白血球が基準値の半分程度にまで下がってきており、投薬は中止することに・・・。

・症状を伝えると共に、投薬効果を確認するためＣＴを撮る。

　ＣＴ室の前で待っている間、結果がどう出るか祈るような気持ちだ。これだけ副作用で苦しんできて効き目がなかったと言われたら、踏んだり蹴ったりだ。ただただ祈るのみ。

・ＣＴ検査の結果、投薬効果が顕著に出ていることが判明。嬉しい！

・先生から、「副作用が出ているので、同じ調子では続けられない。効き目は薄れるが、副作用を減らすために投薬量を減らして治療するか、若しくはしばらく休んで、今までと同じ治療を続けるか選んで下さい」と言われた。

・３クール目までは何とか普通の生活ができたので、だらだら治療より、けじめをつけ覚悟して治療するのが良いと判断し、１ヶ月間ピタッと休んでから投薬を行うことに決めた。

・休んでいる１ヶ月間に精一杯体力をつけ、副作用を全快させておく必要がある。

　この期間も無駄に過ごすのではなく、次への治療へ向けて全力で生活しよう！

(2013.08.04) (8.17記)

・生きている証

　食欲が戻ってくると、こんなに生き生きしてくるんだ！

・皮膚がツルツルしてきた感じ。その分、指紋がなくなったようで紙もめくれない状態。

(2013.08.05)

・お酒が少しずつ飲めるようになってきた。

・投薬中は、全く酒がまずく、苦くて口に入らなかった。

・副作用のムカつきが少しずつ消え、缶ビール一本から少しずつ飲めるようになってきた。

　これも嬉しい出来事！

(2013.08.08)

・足に出来ていたマメや血マメが知らず知らずに消えていた！

　足の皮がむけてきて、自然にマメがなくなったようだ。

(2013.08.12 ～ 8.15) (8.17記)

・妻と二人で、伊勢志摩・南紀へ三泊四日のドライブへ行く。

　体調も良くなってきたので楽しい旅になった。

(2013.08.16) (8.17記)

・久し振りに手足の爪を切った。副作用がひどい時は、足にマメや血マメが出来たりで、爪が痛く、歩くのもままならなかった。爪が切れる！　が、嬉しい出来事と感じる。

(2013.08.17)

・副作用がだんだん消え、平常の体調に戻ってくると、俄然やる気が出てきた。

　健康のありがたみを本当に感じた時、今を大切にしなければと思える。時間は無駄に出来ない。健康で何もしないというのが、自分に対する一番の罪！

(2013.08.21)

・手足の黒ずみが消えた。これだけでも、なんか病気が治ったような感覚になってしまう。

　まだ胸や胴回りは黒いが、じっと見なければ問題なし！

完